『公開!介入授業』

  今日の午前中は、少し長めのゼミを行い、11日に予定されている学習会の教材である「チョコの行方」を事前学習。うちのゼミ生も随分育ってきたなという手ごたえを感じる時間に。

 さて、午後は四日市市にて若手教員の研修会。これがなかなかエグイ内容。簡単に言うと、かつて斎藤喜博先生が行っていた介入授業を公開授業で行うというなかなか刺激的な内容なのです。2年目の先生と私とで授業を行います。主は若手の先生で、授業を進行します。その突う途中で、私が修正や介入をしながら、授業を深めていくという授業です。もちろん、事前に何度も授業づくりを一緒に行っています。この授業は約50名の先生方が参観。久々にこんなに多くの先生に参観いただきました。

 主の若手の先生が進行に必死。道徳的価値を深める、対話を促進するという余裕がありません。そこで年寄りの授業介入です。介入するタイミングがたいへん難しい。できるだけ若い先生にやってほしいが、やはり「ここ!」「問い返し!」のタイミングがずれていくのを目の当たりにするのは、なかなかつらいものです。後半は、かなりの介入をしました。これが、皆さんの学びになっていればいいのですが…。少しやりすぎたかなという反省はあります。

 教材は「ショートパンツ初体験inアメリカ」。パラスキーヤーの大日向邦子さんのお話です。相互理解、寛容を考えました。大日向さんを見る周囲の目や考え方に話が入りかけたところで時間終了。やはり、範読は「事前読み」が必須。10分もの範読時間がかなりもったいないと強く実感。

 授業後の授業検討会も実に楽しいものに。参加者の意欲が違う。やはり同期の先生が授業をされたことが大きく、学校内と違って何でも言える空気があり、表情も素晴らしい。あらためて、四日市市の教育委員会の戦略に脱帽!

 以下が板書です。頑張りましたが、ここまででした。





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