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Blue Giant

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 なかなかシンプルで面白い映画でした。  ストーリーは極めて分かりやすく、感情移入もしやすい。その分、音楽を堪能できる傑作映画。なにせ上原ひろみ(ピアノ)&馬場智章(サックス)&石若駿(ドラム)がすごい!Jazzに詳しくない私でも十分に堪能できる内容。どっぷりと2時間、3人のセッションを堪能することができる。アニメを見ていることを忘れてライブ会場にいるかのような感覚になる。  一人一人が個性を出し、しかもチームとして演奏を完成させる。個を集団に埋没させないJazzの世界は教育の世界に通じるとも感じる。「同じメンバーで永遠に続かない。それぞれがそれを踏み台にして成長していく」という言葉が妙に心に響く。  映画館での鑑賞がお勧め。久々に良質の映画に出会う。

幸せのカタチ。

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 今日は、浅井中学校へ。  校長として迎えた最後の入学生が卒業を迎えるということで餞の道徳授業をさせていただきました。今日はまず3学級。一つは特別支援学級です。  この3年生は、一斉休校の時に入学してきた子どもたちです。6月から学校が始まり、とにかく子どもたちを知るために全学級に道徳の出前授業をさせていただきました。年間に数回、授業を行わせていただいた思い出に残っている学年です。  餞の授業ということで、ゲストに林ともみさんをお呼びしました。いわゆるゲスト道徳です。林さんの生き方を中学校最後の道徳授業で考えてほしかったのです。障害のあるお子さんとの素晴らしい生き方、家族を大切にされるその愛情の深さを考えてほしい思いからです。  さて、実際の授業、さすがは林さんです。生徒に考えさせながらの林さんの言葉が心に残ります。そして、最も感激したのは、子どもたちの成長です。授業をしながら震えてきました。1年生のころのかわいかった時代の発言と比べて、その内容の深さや真剣に考える態度や姿勢に”成長”を感じたためです。  授業の最後は、さだまさしさん作曲の”いのちの理由”を聴いてもらいました。私の好きな岩崎宏美バージョンです。うっすらと涙ぐむ生徒もおり、卒業を前にさまざまなことを考えてくれたのだと思います。  明日も3学級で授業があります。生徒への餞授業、彼らの輝かしい未来に向けて、全力で行ってきます。林さん、ありがとうございました。

いのちの理由

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     私が生まれてきた訳は   何処かの誰かを傷つけて      私が生まれてきた訳は    何処かの誰かに傷ついて      私が生まれてきた訳は  何処かの誰かに救われて      私が生まれてきた訳は    何処かの誰かを救うため          夜が来て 闇自ずから染みるよう  朝が来て                  光自ずから照らすよう  しあわせになるために          誰もが生きているんだよ   悲しみの海の向こうから      喜びが満ちて来るように  昨日、岩崎宏美さんのコンサートに行ってきました。何度聞いても感動するのがこの歌です。もともとは、さだ まさし さんの楽曲で、宏美さんがさださんにお願いしてシングルにされた曲です。歌詞の素晴らしさと彼女の美しい歌声が聴くものを何度も感動させてくれます。  ”誰もが生きているんだよ  悲しみの海の向こうから 喜びが満ちてくるように”  還暦を過ぎて、自分の周りで助けてくれる人たちは、みな笑顔が似合う人ばかり。「苦労が多い人ほど笑顔が多いのですよ」とベストセラー作家の志賀内さんに教えていただきました。  今、私とゲスト道徳を一緒に行ってくださる方は、みなそうした方々ばかり。  本当にありがたいことです。そんなことを考えながら彼女の美しい歌声に癒されていました。写真は、宏美さんがステージから「撮っていいですよ!」とお声かけいただいたので、遠慮気味に撮らせていただきました。異例中の異例ですね。彼女の人柄がうかがえます。

痛快!杉内周作さん

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  ”杉内周作”というパラリンピックの選手をご存じだろうか。  アテネパラリンピックの400m自由形リレーで銅メダルを獲得した選手です。なんと、私が校長をしていた一宮市立浅井中学校出身です!  その杉内さんの講演会が浅井南小学校で開催。この講演会の仲介をさせていただいたご縁で、参加させていただきました。5年生への講演でしたが、最初から最後まで全く飽きさせない見事な講演会でした。子供たちも大盛り上がり。  経験に裏打ちされた素晴らしい内容はもちろんですが、双方向で展開される参加型の講演とその話術に脱帽でした。同じ講演を行うものとして大いに学ばせていただきました。  さて、講演内容ですが、幸せの4因子から話がスタートします。  挑戦(やってみよう)、楽観(なんとかなる)、自分定規(ありのままに)、感謝(ありがとう)  この4つの因子とご自身のパラ水泳の体験とを重ね合わせてお話をされました。特に挑戦と感謝の大切さを子どもたちに伝えられました。  とかく自己肯定感の低い日本の若者たちにとって極めて示唆に富んだ内容でした。楽観と自分定規も身につけてほしい因子です。真面目ではあるが、何かあると折れてしまう若者たち。「なんとかなる」「これでいいのだ」とバカボンのパパのような楽観性が必要なのでしょうね。  杉内さん、ありがとうございました。

素敵な学校にて

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  今日の午後は、あま市の中学校へ。久々の全校道徳。  全校での道徳は人数が多くて大味になりがちですが、この学校は一人一人の生徒の考えがしっかりしていて、中身の濃い授業になりました。  この日のゲストは、老舗肉料理店の女将である小出朋子さん。障害のあるお子さんとの素晴らしい生き方を生徒の皆さんに考えていただきました。小出さんとは3回目のゲスト道徳でしたが、改めて彼女の素晴らしさを認識しました。  辛いことや苦しいことがいっぱいあったのに、いつも素敵な笑顔でいる小出さん。わが子に対する愛情が自分のエゴイズムではなく、子供自身の人生に向けられていることを生徒は感じ取ってくれたようでした。「他の子と比べたりしない」「わが子の未来を考える」という発言がその象徴でした。  素敵な先生たちと素敵な子供たちに感激の時間でした。教頭先生の温かい人柄に同行の学生も大いに学ばせていただきました。ありがとうございました。 ★学校HPより http://www.city.ama.ed.jp/chu_shippokita/index.php...

新プロジェクトスタート!

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  新しいプロジェクトをスタートしました。  金沢工業大学の平先生と一緒に「先生のための道徳授業づくり対話(cafe)」とネーミングしました。  道徳の授業研究のセミナーや学習会はたくさんあります。AtoZ道徳授業学習会もその一つです。そうした学びの場では、優れた実践を眼にすることが多く、大変勉強になりますが、「あんな授業をしたい」という目標でしかありません。自分の足元を見つめることも必要になります。うまくいかない自分、苦しんでいる自分を見つめることも大切と考えました。  そこで、そうした様々な苦労や疑問、どうしたらよいかという葛藤を話し合う場を作りたいと考え、今回のような対話の場を作りました。悩みや苦しみを共有しながら、一歩前に進んでいけるエネルギーと学びを手に入れてほしいと思っています。  月1回のオンライン対話集会とオープンチャットで交流を促していこうと考えています。普通の先生たちが気楽に話ができる場を創出したいと思います。オープンチャットへの参加は以下のURLかQRコードからどうぞ。お待ちしております。 ★招待リンク オープンチャット「先生のための道徳授業づくり対話(cafe)」 https://line.me/.../t5P8qy8kmZIGLqbZCkLCvTSCYSsVDf1km5Txs... ★QRコードから

応援メッセージ

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 応援してくれる仲間がいるというのは実にうれしいことです。  校長をしているときから、ずっと応援いただいている方がいらっしゃいます。先生ではなく、地域のボランティア等を精力的にされ、学校運営協議会にも関わり、学校と地域のコーディネーターを行っていらっしゃる方です。地域の学校を大切にされ、子どもたちを「地域の宝」として「共育」していらっしゃる素晴らしい方です。  校長時代から私の学校ブログを毎日読んでくださっていました。退職後にブログは書けなくなりましたが、「待っています」とずっと励ましていただきました。そんな、思いを記事にしていただきました。  嬉しい嬉しい記事です。  こちらから →  ここをクリック

若い力

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 義務教育から大学教育へと環境が変わって 2 年。自分の人生の大きな岐路に立つ大学生と学ぶ中で、若い力の素晴らしさを実感することが多くあります。何よりも驚くのは、その吸収力の速さです。砂地に水が吸い込まれるかの如くすべてを吸収していきます。    ゼミでは、道徳養育と学級経営を中心に学びを進めています。道徳の授業づくりを1年間学んできて、この 2月には一人で授業づくりをして模擬授業を行わせています。先日の土曜日に二人の学生が授業を実践しました。    驚きましたね~、学んだばかりの p4c やロイロノートを活用して授業を組み立ててきました。学んだことはすぐに使ってみようという姿勢に感心します。 p4c は、先週のゼミで教えたばかり、ロイロノートは、 1 月の玉置ゼミでの学んだばかりです。いいと思ったことは、実践してみる。いろいろな言い訳をせずに、まずやってみるという学びの姿勢は、若さの特権でしょうか。いえ、そんなことはありません。年配の方でも、たくさんそうした方がいらっしゃいます。一応に、そうした方には、「若さ」を感じます。外に放たれるエネルギーが若々しいのです。    若い人と一緒に学ぶなかで、自分自身もこうした姿勢を大切にしなくてはと思います。「学びを止めない」「とにかくいいと思うことは実践してみる」という姿勢を大切にしたいと思います。   3 月から新しい道徳の学びの場を始めます。

sakura

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  いやー、驚きました!   米音楽界最高の栄誉、第65回グラミー賞で作編曲家の宅見将典さんのアルバム「SAKURA」が最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞を受賞したんです。  もっと驚いたのが、宅見さんが西城秀樹さんの甥っ子であるということです。西城秀樹は私の大好きな歌い手さん。恥ずかしながら、地元で行われたNHK「のど自慢」に出場させていただいたときに歌った歌も西城秀樹さんの「傷だらけのローラ」。その甥っ子さんということで、これは何としてもこの「sakura」を聴かなくては。  ということで、早速「sakura」を聴いてみました。最近のアルバムのようにたくさん曲が入っていないのが、まずいいですね。しっかりと創りこまれた珠玉の曲の数々。日本的な部分とアメリカ的な部分がうまく融合して、美しい音楽を奏でています。  以下は、yahooニュースより引用。  ********** ***********  宅見氏の音楽のルーツは、母の弟の西城さんだ。自身が生まれた時にはすでにスターだった叔父は、幼い頃からかわいがってくれた存在。中学生でドラムを始め、14歳で西城さんのコンサートに出演。宅見氏は、自身のブログで高校時代に初めて作曲した曲を西城さんに聴いてもらった時のエピソードを「とてもビックリしてうれしそうに褒めてくれて、それがとても自信になって、いろんな曲を作れるようになった」と振り返っている。  20代からは、ギタリストとして西城さんのバンドに参加。日本のほか、米国、韓国、オーストラリア、ブラジルと回り、世界の音楽に触れた。西城さんが死去した際には「あなたの歌で育ち、あなたの音楽に魅了され、あなたのおかげで、僕はまだまだだけど、なんとか音楽家になれました」と思いをつづっていた。  ********** **********  環境というのは、人を育てていくうえで大切な要素の一つであることがよくわかります。日常生活の中の環境は、知らず知らずのうちに人を育てています。特に人から受ける影響は大きいとつくづく感じます。  「sakura」、名盤です。  

国枝慎吾さんの引退に思いを馳せて

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   私が若いころは 、日本人のテニスプレイヤーが世界で活躍することは夢のまた夢でした。今では、錦織圭選手や大坂なおみ選手をはじめとして多くの選手が世界で活躍しています。  錦織圭選手が活躍する以前の日本人新聞記者がこんな質問をしたそうです。  ”なぜ、日本のテニス界には、世界的な選手が出てこないのか”と。  ”何を言っているんだ君は?日本には 国枝 慎吾くんがいるじゃないか”と答えたのは、ロジャー・フェデラー。  2018年のウインブルドンでは、 国枝 選手はまさかの1回戦敗退。しかし、その前に行われた全仏オープンでは、復活の優勝を遂げています。 国枝 選手は、4大大会全てで優勝するというグランドスラムを2007年に達成しています。その後、東京パラリンピックでも優勝!  彼が野球少年だった9歳のころ、脊髄(せきずい)に腫瘍(しゅよう)が見つかり、手術の前日、とうとう足が動かなくなってしまったそうです。自宅近くにテニスセンターがあったのが縁で、11歳から車いすテニスを始めたそうです。そのころバスケットボールに熱中していて、彼だけが車いすで友人たちとプレーしていて、バスケで磨いた車いすの操り方がテニスコートでも武器になり、テニスの腕もぐんぐん上達したそうです。  足は動かなくなっても、動くところはたくさんあり、その力を伸ばした 国枝 選手。映画『4つの空 いのちにありがとう』でも、車イスのダンスがあるということを知りました。先日、その先生の発表会があり、ビデオを見せていただきましたが、素晴らしい演技でした。  東京オリンピック招致で活躍した佐藤真海さんも  ”私にとって大切なのは、私が持っているものであって、私が失ったものではないということを学びました”  と言っています。無いものを悔むのではなく、今ある自分の力を活かすことの大切さを感じます。特に、人生の岐路に立っている受験生の皆さんは、自分の将来を見据えたときに、自分の持っているもので何が一番輝くのかということを考えて、進路選択をしてほしいと思います。   国枝 選手の好きな言葉は、『挑戦』。頂点に立ち続ける今も挑戦する姿勢に、大いに刺激を受けます。  小中学生はもちろん、若い人にはどんな境遇からでも、さまざまな形で挑戦を続ける 国枝 選手委の姿をぜひ参考にしてほしいと思います。もちろん、還暦を過ぎた私たちにも言え

鈴木中人さん

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    『いのちのバトンタッチ』   愛されている「いのち」   限りある「いのち」   かけがえのない「いのち」   つながっている「いのち」   生かされている「いのち」   大切な自分の「いのち」、大切な仲間の「いのち」    当たり前にある「いのち」は、「きせき」なんだよ    むだな「いのち」なんて、ひとつもないんだよ    だから「生きる」んだ   (HP「いのちの授業」より)  小中学校の現場で「いのちの授業」をさせていただくときに使わせていただく詩です。全国で「いのちの授業」をされている鈴木中人さんの詩です。一部を掲載させていただきました。  今週の「日本講演新聞」のトップページは、鈴木中人さんの記事。この詩がすぐに頭に浮かんできました。  中人さんとは映画「四つの空」の試写会で初めてお会いした時からのお付き合い。様々な企画やイベント、いのちの授業に声をかけていただきました。その思いに触れるたびに、自分の生き方や「いのち」について考える機会を与えていただいています。  中人さんと出会うまでは、自分の過去の生き方や家族のことはあえて語るような人間ではありませんでした。どちらかというと胸の奥にしまってしまうような人間だったと思います。自由奔放な父や母の死、自分自身の不登校経験など伏せて生きてきたように思います。しかし、中人さんに出会い、その思いに触れ、自分が大きく変わっていきました。あるとき、中人さんと中華料理を食べながら、取材を受ける機会がありました。それまで語ろうとしなかったこれまでの生き方を一気に話したことを覚えています。そこから、自分の過去を冷静に見つめることができるようになりました。様々な研修会で自分の生き方を伝えることができるようになりました。ようやく自分と向き合うことができたのかもしれません。50歳も半ばのことでした。  中人さんは、そんな魅力的で素晴らしい方です。今年も様々な企画や講演をされると思います。ぜひ、その思いに触れてほしいと思います。「いのち」をみつめる大切な時間がいただけると思います。  

『公開!介入授業』

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  今日の午前中は、少し長めのゼミを行い、11日に予定されている学習会の教材である「チョコの行方」を事前学習。うちのゼミ生も随分育ってきたなという手ごたえを感じる時間に。  さて、午後は四日市市にて若手教員の研修会。これがなかなかエグイ内容。簡単に言うと、かつて斎藤喜博先生が行っていた介入授業を公開授業で行うというなかなか刺激的な内容なのです。2年目の先生と私とで授業を行います。主は若手の先生で、授業を進行します。その突う途中で、私が修正や介入をしながら、授業を深めていくという授業です。もちろん、事前に何度も授業づくりを一緒に行っています。この授業は約50名の先生方が参観。久々にこんなに多くの先生に参観いただきました。  主の若手の先生が進行に必死。道徳的価値を深める、対話を促進するという余裕がありません。そこで年寄りの授業介入です。介入するタイミングがたいへん難しい。できるだけ若い先生にやってほしいが、やはり「ここ!」「問い返し!」のタイミングがずれていくのを目の当たりにするのは、なかなかつらいものです。後半は、かなりの介入をしました。これが、皆さんの学びになっていればいいのですが…。少しやりすぎたかなという反省はあります。  教材は「ショートパンツ初体験inアメリカ」。パラスキーヤーの大日向邦子さんのお話です。相互理解、寛容を考えました。大日向さんを見る周囲の目や考え方に話が入りかけたところで時間終了。やはり、範読は「事前読み」が必須。10分もの範読時間がかなりもったいないと強く実感。  授業後の授業検討会も実に楽しいものに。参加者の意欲が違う。やはり同期の先生が授業をされたことが大きく、学校内と違って何でも言える空気があり、表情も素晴らしい。あらためて、四日市市の教育委員会の戦略に脱帽!  以下が板書です。頑張りましたが、ここまででした。
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    『道徳の授業がうまくなる50の技 ① ~学級づくりと道徳授業~』  私の専門は道徳教育。  今日の題名のような書籍を明治図書から出版しています。道徳授業が苦手である方や経験の浅い先生に参考にしていただけることを願い出版されています。出版されてから3年が経ちますが、多くの方に読んでいただいています。このブログでは、その50の技を一つずつ紹介してまいります。もちろん不定期ですが…。  今日はその第1回目です。  「道徳教育は学級づくりと大きく関連している」というテーマでお話ししましょう。 道徳の授業は,そのほとんどが言語活動を中心として成り立っています。生徒相互,教師と生徒との対話を通じて,道徳的価値を深めていきます。生徒の発言なくして授業は成立しないと言っても過言ではありません。 学級の中には,誰もが安心して発言し,自由に対話ができる空間が必要です。学級の中に「安心感(セイフティ)」があることが,道徳の授業を進めていく上での重要なベースとなっています。     では,「安心感」は,具体的にどのようにすれば生まれてくるのでしょうか。それは,いわゆる 生徒指導の三つの機能を意識することです。  1 生徒との共感的人間関係をつくる…生徒の考えを受容  2 生徒に自己肯定感を与える…生徒の考えを認める  3 生徒に自己決定の場を与える…生徒の主体的活動を支援 この三つの機能を授業はもとより,学校生活全般に生かしていくことで「安心感」が生まれてきます。 とにかく「共感する姿勢」。これこそが学級づくりのベースであり、道徳の授業づくりのベースになります。 とにかく「聴くこと」。ここが出発点です。    
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    『リスタート』  管理者の山田貞二です。小中学校の教員として38年間の人生を送ってきました。校長時代には、学校のホームページを365日更新し、教育に関わる内容から、生き方に関わる思い、道徳教育の在り方などを語ってきました。  2年ぶりにブログを復活させます。  facebookでも思いを伝えてきましたが、伝えきれない思いがあり、ここにリスタートを切る決心をしました。校長時代には全国の方にブログを読んでいただきましたが、今日から再び自分の思いを伝えていこうと思います。まずは細々と記述していこうと考えています。  今日は、午前中に「モーニング情報交換会」の第5回目を開催しました。今日のテーマは「ICT活用」!お二人の先生から、最先端の情報を得ることができ、実に刺激的な時間となりました。話し合いを進めるなかで、これまでモヤモヤしていた思いがさらに大きくなる。「道徳科の授業での活用はあるものの、根本的な授業スタイルは依然として教師主導である」ということです。この転換こそが次年度の私の研究テーマとなってきます。学校現場と密着して、大きな転換を図りたいと強く決意!詳細は、このブログでも徐々に報告させていただきます。  夕刻、沖縄から航空券が到着。今年も沖縄とのかかわりが深まりそうな予感!2月はうるま市へ。